天使の知恵と悪魔のささやき
顕在意識でしか働かず、積極的に探しにいかないと得ることはできない先人のノウハウともいえる「天使の知恵」。
潜在意識にインプットされる宣伝や感情、そして子供の頃から刷り込まれる「悪魔のささやき」。
どちらも、私たちの普段の判断や行動にたくさん影響しています。
身の回りの「天使の知恵」と「悪魔のささやき」を少しずつ集め、ブログにしています。
「天使の知恵」と「悪魔のささやき」をもっと知って、心を軽くしましょう。
宝くじファンとは?
皆さんは「宝くじファン」という言葉を聞いたことありますか?
誰が考えついたか分かりりませんが、巧みな言葉です。宝くじの公式ホームページの「宝くじニュース」というページでは「宝くじファンのみなさま、〜」というフレーズで高らかに、文章を書き出しております。
「宝くじファン」という単語からは、健全で、明るいイメージが伝わってきます。しかし、宝くじ販売元(総務省、みずほ銀行)からしてみれば、「宝くじファン」は「金づる」、「搾取対象」と同義語です。
宝くじを買う人は搾取されるので、宝くじファンは正確には「宝くじ土方(どかた)」といっても間違いありません。
収益金はどこへ
では「宝くじ土方」から巻き上げたお金(収益金)はどこへ行ってしまうのでしょうか?
宝くじのホームページからは、平成28年度は売り上げの36.9%が公共事業に使われていると示しています。金額にして3348億円です。詳細は一切わかりません。印刷経費、売りさばき手数料の1038億円も巨額ですね。
下記のサイトに載っています。
さらに、公共事業等の詳細な内容は下記のように北海道から九州までの事業が細かに示されています。
しかし、具体的な金額も時期も一切ありません。
このような漠然とした表記では、何となく公共事業に使われているなあ〜程度しか分かりません。
推測ですが、各事業費は全体収益からすると、どれも少額なのでしょう。
正確な額を載せると悪魔のおいしい仕組みがバレバレになるからです。
http://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/001_h27.html
さらにネットを検索していると、ちょっと古いですが下記のページにあたりました。
このページによると収益金は次の6つの公益法人にいくそうです。
そして、この6つの理事長ポストは、旧自治省系次官、消防庁長官の指定席だそうです。つまり天下りです。
例えばですが、地域創造という一般財団法人の現会長は元自治省事務次官でした。
だんだんと、社会問題、、、、ぽくなってきましたね。
ここらか先は、本ブログの趣旨からはずれますので書きません。
私は、天下りや公益法人が一概に悪いとは言い切れないと思っています。
優秀な人が、中央から地方団体へ天下って(行って)、活躍することは否定できません。
それに、これらの団体で仕事をして、生活の糧を得ている人もたくさんいます。
宝くじ売り場で販売を行なっている人もいます(全国1万7000売り場)。
しかし、あなたがこれらの人たちや団体に、自分のお金を宝くじという形で貢献したくなければ宝くじは買わないことです。
終わりに
今まで3回に分けて宝くじについてお話ししました。
私は今回のブログを書いて宝くじは貧乏くじである、ことを改めて思いました。
悪魔のささやきに負けないために、これからは、街角で宝くじ売り場を見るたびに「貧乏くじ売り場」と心の中で言い換えましょう。
「悪魔のささやき」は何かを知って、もっと豊で実りのある人生を送りましょう。
PS.「道は開ける」は「天使の知恵」がいっぱい詰まっている良書です。
私は、紙書籍、Kindle、オーディオブックを持っています。
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