悪魔のささやき
潜在意識にインプットされる宣伝や感情、そして子供の頃から刷り込まれている「悪魔のささやき」。普段の判断や行動に影響していると考えています。
身の回りの「悪魔のささやき」を少しずつ集め、ブログにしていきます。
「悪魔のささやき」を知って
もっと心を軽くしましょう。
もっと明るく生きていきましょう。
言いたいことが言えない
今回は「言いたいことが言えないです。」
これも「悪魔のささやき」が影響しています。
皆さんは「今日は、電話して言いたいことを言おう」と思っていたけど、結局は電話できなかった、、、
なんて経験はありませんか?
心理学ではそれは「自己犠牲」というそうです。
もし、電話をすれば
相手の心情を壊す、
自分は小さな人間と思われてしまう、
など、自分なりの言い訳を探して、結局は我慢してしまうためです。
子供の頃から刷り込まれている
この自己犠牲の精神を私たちは子供の時から刷り込まれています。
例えば、子供に人気がある「アンパンマン」。
アンパンマンは自分の顔を人に分け与え、食べてもらって、飢えをしのいでもらうのです。
子供頃に絵本で読んだオスカーワイルドの「幸福の王子」。
王子は自分の宝石を貧乏な人に分け与え、みすぼらしくなり、それを運んだツバメは最後は死にます。
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」もそうです。
主人公は欲を見せず、小さな小屋に住み、他人のためにつくします。
イエス・キリストが磔になったのも自己犠牲です。
キリスト教では約2000年前、イエス・キリストが人類の罪を身代わりに受けるために十字架に架かった、とし、自己犠牲は愛だとしています。
『ヨハネによる福音書』15章13節には「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」と記しています。
他にも例は事欠きません。
そこには自己犠牲の美学があるのです。
生活の中で自己犠牲は不要
しかし、私たちは普段の生活で自己犠牲の美学を常に発揮する必要は全くありません。
先の例、電話する必要があると思ったら、さっさと電話をしましょう!
あなたが、自己犠牲の精神を発揮しても誰も喜びません。
日常生活の中で、ストレスを溜める必要はないのです。
むしろ、ストレスを溜めないため、自己犠牲の精神という「悪魔のささやき」は無視しましょう。
無視して心を軽くしましょう。
自己犠牲の精神が不要だと言っているのでありません。
誰も助からない、喜ばない、自己犠牲は不要だと言っているのです。その代わり、ここぞという時、誰かが助かる時、自己犠牲の精神を発揮してください。時と場所を選びましょう。
みなさん!
心の中の「悪魔のささやき」を知って、毎日を心軽く過ごしましょう。